日進月歩ノ書。

デイリーシティ
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「ランナー」の取り締まり強化を求める声高まる

現在、ランナーを取り締まる強化が叫ばれています。
「ランナー」とは強靭な体力を持つ人たちが、法で禁じられている品物の運輸を専門に扱うグループです。

国家情報機関や地元警察は、今回、ランナーによる犯罪行為の天罰を最新の情報とともに公表しました。これにより、これまでの組織犯罪グループともつながりはもちろんのこと、近年、都市への潜伏が疑われている危険なテロ組織との関係も証明されました。

政治資金パーティー会場で会見に挑んだエレイン・キャラハン上院議員は、「今日、ランナーに対する世間の誤った認識がようやく見直されました。彼らは、私たちにとってのヒーローではなかったのです。安全で住みよい社会にするためにも、彼らを撲滅しなくてはなりません」と述べています。また、同上院議員は、警察組織の非協力的な姿勢に怒りを表すとともに、管理が行き届いていない施設の再調査や無法地帯化しているエリアにおけるガーディアンの監視体制を強化するよう求めました。


海賊ラジオ電波
反体制の声

次期市長選に意欲を見せるエレイン・キャラハンは、彼女の“お膝元メディア”であるデイリーシティーを通して、今日もおきまりの持論を展開している。人間の温かみを一切持たない、冷たい街が彼女の理想なのだ。

今回の彼女のターゲットは...。我々の憧れ、ランナーだ。
すべてが監視されるこの社会で、強靭な肉体を駆使して情報の自由を守る最後の砦。

捏造された情報をもとに、ランナーの行為を非難するだけでなく、ランナーを排除しなければテロリストに屈することになるとまで公言している。もちろん、ランナーと闇の組織につながりがないとは言えない。しかし、社会に見捨てられ、陰で生活する我々を励まし、支えてくれる存在、それがランナーであることを、忘れてはならない。

ガーディアンの監視ネットワークに邪魔されることなく、情報をやり取りするには、ランナーが欠かせないのだ。事実、この街で一切の記録を残さずにコミュニケーションをとる方法は、彼らをおいて他にない。あのCPFですら、ランナーの顧客なのだ。もちろん、それを認める者がCPFにいるわけないが。



CPF通信傍受
「オーケイ、聞いてくれ。たった今、新たな海賊ラジオの電波をキャッチした。
どうやら、ランナーの支持者らしい。

お前たちも知ってるとおり、昨日の会見以降、我々に耐するメディアの風当たりが厳しくなっている。まあ、ランナーに関する情報提供者の引き渡しを拒んだ件も、大いに影響しているのだろうがな。キャラハンは自分の“キャンペーン”に彩りを添えたいと躍起になっているからな。とは言っても、これ以上、あの女に余計なことを言い振り回されたら、間違いなく我々は、エデンショッピングセンターの夜勤警備に飛ばされてしまうのも事実だ。今回の作戦を成功させれば、彼女も少しはトーンダウンしてくれるだろう。

全員直ちに現場に急行してくれ。放送電波を遮断し、現場にいる者は全員確保しろ。こちらは、上空からヘリで逃亡者の監視にあたる。幸運を祈る。お前たちの仕事がかかってるんだからな。」

//フェイス、海賊ラジオのアジトに向かい、逃げる様に警告

海賊ラジオ電波
反体制の声

「新しい仲間、フェイスの迅速な警告のおかげで、我々は間一髪のところでCPFの魔の手から逃れることができた。発言の自由が守られたのだ。

ランナーの新たなページが築かれたのだ。彼らは、体を張った最高にいかしたデリバリーサービスをしてくれるだけじゃない、真の報道機関である我々を夜空の月のごとく、守ってくれているのだ。

そんな良い奴らだが、気になるニュースも聞こえてきた。顧客や配達ルートを巡って、ライバルグループ間での争いが、日々エスカレートしてきているというのだ。屋根の上を飛び回るために置かれたスロープや床板が破壊されたり、持ち去られるケースが多発し、その為にランナーが墜落する事故も相次いでいるっていうんだ。そんなことしなくたって、もう十分危険すぎるくらいだよ。」


デイリーシティ
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頼りないCPFに、市民が抗議

昨年12月にメガコンプレックスの建設現場で起きた爆破事件で、当時警察は情報をつかんでおきながら、何も行動しなかったことが表面化し、警察が仕事をしていれば多くの罪のない命が救われたとして、今日、街では市民による抗議活動が行われました。

キャラハン上院議員は、作業員27人もの犠牲者を出した爆破事件が起きる前に、何者かによって犯人に関する有力な情報がもたらされたのにも関わらず、適切な調査がされなかったことに触れ、“絶対に許されない重大な過失”として警察を非難しています。

こども病院のオープニングセレモニーにてコメントを求められたキャラハンは、次のように述べています。「事件の犠牲者やご家族のことを思うとやり切れない気持ちでいっぱいです。そして、怠慢な警察のせいで、私たちの生活が脅かされている現実に、私は心を痛めております。」

さらに警察の腐敗を象徴するようなニュースが飛び込んできました。数時間前に行われた家宅捜索で武装した署員を総動員したにも関わらず、たったひとりのランナーを取り逃がした模様です。

//フェイス、アジトに戻る

CPF通信傍受
「最悪の状況だ。キャラハンは何としても我々を支配下に収めたいようだ。
このままでは、市民を味方に付けたあの女に、あっという間に潰されてしまうだろう。

確かに、ランナーとはお互いのために協定を結んでいたが、この状況では白紙に戻すしかない。我々は市民の信頼を取り戻さなくてはならない。たとえそれが、屋根の上を走り回るネズミを数匹犠牲にする必要があってもだ。

シティーロードの無人のオフィスビルにランナーの隠れ家があるとの情報をキャッチした。ランナーに関する動きを見つけたら、すぐに報告しろ。
一刻も早く、ランナーをあげて、市民にアピールするんだ」

//4/26 8:32pm


デイリーシティ
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爆弾テロで3人が犠牲に

完成が間近に迫ったイースタン・メガコンプレックスの配送エリアで爆弾が爆発した件で一人の男が逮捕されました。この事件で3人の犠牲者、5人のけが人が出ており、昨年目がコンプレックスで起きた悲惨な事件が思い出されます。

容疑者の名前はマット・コットン、ランナーのギャング組織に所属しており、今回の爆破以外にも、過去で街で起きた、いくつかの事件に関与しているとみられています。男は裁判が開始されるまで、警察署内に交流されるようです。事件直後、CPFは直ちに特殊部隊を出動させた模様です。

キャラハン、治安対策の強化を要求

エレイン・キャラハン上院議員は、本日開催された政治資金パーティーの席で再び、治安対策強化の重要性を訴えました。本日起きたメガコンプレックスの爆破事件は、“未然に防げた事件”であったとし、今後の監視体制の強化や、より強靭かつ有能な警察組織の必要性、法や信販の厳罰化を求めました。

//4/27 6:50pm

海賊ラジオ電波
反体制の声

「CPFの拘置所が襲われた事件に関する情報が続々と入ってきた。武装グループによる中央警察署の襲撃は、事実だ
。しかし、犯行グループがランナーであったとするデイリーシティ―の報道は誤りである。」

確かな情報筋によると、今回の事件を起こしたグループとランナーの間に一切の関係はないとのことです。拘置所に突入した彼らはC4を使用して、拘留者全員を解放した模様。

昨日CPFに捕えられた、私たちの英雄フェイスの安否が気になるところだ。心から彼女の無事を祈りたい。もし彼女が無事に脱出できていれば、今回の犯行グループを見つけ出し、ランナーにかけられた疑いを晴らしてくれることだろう。」

//4/28 7:45 pm


デイリーシティ
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ビランデロ・クルーガー導入に市民からも高い支持

中央警察署に対するランナーの襲撃事件を受け、警察はまたしても市民の信頼を失った格好となった。これにより、我々は警察組織のかつてないまでの大規模な変革を迎えようとしている。

警察に対する不満が頂点ン委達した市民からは、所長の辞任や治安対策の強化を求める電話が殺到している模様。同じくして、キャラハン上院議員から抜本的な改革案が発表された。現在の警察組織を警備会社並の収益団体に格下げ、民間のビランデロ・クルーガーと契約し、高度な訓練と十分な装備を有するプロに街の治安維持活動にあたらせるというアイデアだ。

投票では、多くの市民が同上院議員の案を支持しているという結果となった。

//4/28 10:38 pm ケイトのアパートに向かえ